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岳南塾の歴史

岳南塾の建設

岳南塾は、望月 稔先生(2005年5月没)が静岡市の西を流れる安倍川の西岸に位置する向敷地(安倍川越しに北に富岳を仰ぐ地)に、青少年の健全育成・武道の継承・その実現を目指して、静岡市商工会議所の支援を受け1階に道場、2階に宿泊施設を設けて2階建て100畳敷きの道場を昭和38年(1963)9月に建設された。

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望月稔先生

 

望月 稔

望月 稔先生は講道館の嘉納 治五郎先生の直弟子として柔道の修行に励む傍ら、嘉納先生の指示により古武道の修行・研究・研修を通して講道館の古武道研究会にその成果を古武道研修の中心となって嘉納先生に報告してきた。植芝 盛平先生の合気道、香取神道流の居合、組太刀、剣道等々を修行され多くの免許皆伝の允可を受けた。
また稔先生は、戦後フランスを中心にヨーロッパに柔道講師として日本大学より派遣され、柔道、合気道を中心に武道を普及してヨーロッパ各国から高い評価を受け、昭和35年にはパリ市長銀杯を受賞するなどその功績を讃えられた。
門人もヨーロッパ諸国にとどまらず、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ベトナムなどにも指導のために足を伸ばしている。ヨーロッパ各国からの要請で門人を多数派遣、また日本への受け入れにも積極的に取り組み日本武道の普及発展に努められた。

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英国エジンバラ市長(女性)

再興

望月 稔先生没後(平成16年5月30日)
平成18年6月30日、稔先生の創設された武道場が、諸般の事情により売りに出された。
不動産より期限を切って道場が使用不可能になることを突然聞かされた少年柔道出身を中心とする門人達の「稔先生の道場で稽古したい!」 との熱い思いに、稔先生を慕って入門した佐藤 充宏氏は道場で柔道を指導する傍ら門人の願いに心を動かされ、道場経営を実現するために全財産を果たいて男気を発揮し現在に至る。

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岳南塾(現在)